Sep
1
ART TAIPEI 2009
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台北市で開催された「ART TAIPEI 2009」に出かけました。今回は地元のギャラリー、Butchart International, Contemporary Art Spaceさんの協力で彼らのブースからの出品という形になり、櫻井りえこ、横野健一、高木智広、灰原 愛の作品を展示しました。
27日のプレビューの出足は今いちだったので、やっぱり台湾も景気が影を落としているのかなと思ったのですが、翌日のオープニングからは客足が伸び、徐々に盛り上がりを見せ、結果としてはまずまずの成功だったと感じました。実は「ART TAIPEI」開催前、台湾では南部が台風で大きな被害を受け、アートをサポートしている人たちの多くがその支援活動に参加していて、コレクターや各界VIPを対象とするプレビューにビジターが少なかったのはそのせいもあったようです。
日本からはレントゲン+ギャラリー小暮、SCAI THE BATHHOUSE、MIZUMA、Y++Wada Fine Arts、MEM、YOKOI FINE ARTS、YUKARI ART CONTEMPORARY さんなど12ほどのギャラリーの参加でした。皆さん最初は心配されていましたが、結果としてはまずまずの成果を収められたように感じました。
今回は直接の出展ではなかったのですが、現地で地元のギャラリスト、コレクターさんとの繋がりを深めることができたとともに、日本からのコレクター、キュレーターさんたちとの出会いもあり、私たちにとって意味深いものになりました。アートフェアに参加する効用はやはりネットワークをつくることにあるようです。
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?「ART TAIPEI」の会場の国際会議場、後ろは「ブルジュドバイ」に抜かれるまで世界一
の高さを誇った101ビル
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会場エントランス付近
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Butchart Internationalのブースがある通路
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桜井りえこ、高木智広、灰原 愛の展示作品(今回櫻井作品は展示のみ)
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灰原 愛と横野健一の作品(灰原の作品は7月に犬島で展示したもの)
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横野健一と灰原 愛の作品(展示台の上の小品)
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Butchart扱いの台湾作家黄勝彦とミズマ所属の木村了子さんの作品
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Y++Wada Fine Artsのブース。正面は海老原靖さんの作品
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レントゲンさんと小暮さんの共同ブース。左端に小さく池内さんと小暮さんが写ってます
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SCAI THE BATHHOUSEさんのブース。正面は名和晃平さんの作品
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Aug
21
10月までの活動
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これまでのお知らせと重複しますが、10月までの当面のギャラリー活動をお知らせします。
9月4日から成清美朝展を開催します。蟻形ドットで東西の古典絵画を再現する独創的な手法ですでに実績を積み、評価も高い作家で、私たちでははじめての個展となります(本年4月には中国北京のアートフェア CIGEにも出品しています)。これまでと異なる手法で挑戦する新作も出品予定です。ご期待ください。
9月10日から13日まで中国上海で開催される「ShContemporary 2009?」に北京の協力ギャラリー Beyond Art Space から加藤遼子と櫻井りえこが出品します。
9月27日から開催される「ART TAIPEI 2009」に横野健一、櫻井りえこ、高木智広、灰原 愛が出品します。今回は台湾の協力ギャラリー、Butchart International, Contemporary Art Aair のブースからの出品です。機会がありましたらぜひ足をお運びください。
10月3日からは現代中国の作家 Ren Jing(任静)の個展を開催します。日本では初めての展示となりますが、予告段階から問い合わせがあり、関心を集めています。作品は少年時代のイノセンスと喪失をテーマにしてきていますが、その想像力の瑞々しさと荒々しいタッチ、赤とブルーの色遣いの巧みさで魅力的です。ご期待ください。なお同時期にドイツのギャラリー FRANK SCHLAG & CIE. でもRen Jingの展覧会が開催されます。
10月にはオランダアムステルダムのギャラリー 2X2 PROJECT で横野健一が個展を開催します。
10月28日から11月3日までスパイラルで開催される、若手のアートディレクターたちが出展する新しい形のアートフェア「ULTRA 002」にスタッフの瀧田志歩(工藤奈穂、工藤美穂も協力)が参加します。出品作家は、最近進境著しい小森 南と今年大学院を出たばかりの新人勝田えみの二人です。展示はIFです。
10月31日には、銀座-日本橋を中心に無料バスでギャラリーを巡る「Kunst OKtoberfest 09」に参加します。今年で二回目となる楽しいイベントで、各ギャラリーには昨年と同様、おいしい地ビールが用意されています。参加ギャラリーは新しいギャラリーを含め20を超えます。ぜひご参加ください。
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Aug
14
村田彩、パリで一年間のレジデンス
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村田 彩が2010年1月から一年間、パリの Cité Internationale des Arts でレジデンスが決まりました。それに伴い、本年12月に予定していた個展を延期します。
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Jul
28
DMの効用
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少し感慨のようなものを。DMについてです。
ギャラリーをオープンして以来、展覧会ごとにDMを作成して、皆さんに送り続けています。通算するとたぶん50枚近くになるでしょうか。ギャラリーの仕事の一つとして繰り返してきていますが、はたしてDMを見て展覧会に来て頂くケースがどれくらいあるのか、その効果について懐疑的になることが多く、紙の無駄かなと思うことがあります。
というわけで最近は、エコロジーの観点から紙を節約しようという意図でDMを廃止し、メールでの告知に切り替えるギャラリーも出てきていますが、やや疑問もあります。第一に、はたしてメールへの移行がエコロジカルな行為かといえば、メールはネット上の無数のサーバー経由で届くわけですから、メールが増えれば増えるほどサーバーの電気消費量が増えることになり、紙の原料である木材の消費と比較してどれだけエコロジカルかいささか疑問です。(石油以外のエネルギー源が普及すると木材消費と比べよりエコになるかも知れませんが)第二に、メールでの告知は紙ベースのDMと違って一覧性に乏しく(画像を見るためにも何度かクリックしなければなりませんから)、アピール力という点でも、やや弱くなる気がします。第三に、メールはコンピューターとインターネットを使っていることが前提になりますが、それに馴染めない人たちも高齢者を含め決して少なくありません。
次第に廃れつつあるように見えるDMですが、最近、こんなことがありました。私たちが直接DMをお送りしている方ではなく、たまたま他のギャラリーで私たちの個展DMを見て、ギャラリーに足を運んで頂いお客さんがおられたのです。お話を伺うと、DMに掲載された作品の画像に一瞬のうちに惹きつけられ、どうしても実際の作品を見たくなったということでした。あいにく既に展覧会は終了していたのですが、わざわざ足を運んで頂くということで作品を用意してお待ちしていました。雨の中、来ていただいたお客さんは、作品をゆっくり見た後、「やっぱり来て、見てよかった」と感想を述べられた後、数点購入されたのです。
DMだけがきっかけでギャラリーまで足を運ばれる方も、また短時間で決断して作品を購入される方も多くはありませんから、少し驚き、(文字通り)有り難く思うとともに、まだまだDMも捨てたものではないと改めて感じたことでした。DMと対照させたネットについていえば、私たちもこのウェブサイトに力を入れてきましたし、今やネットを活用することがギャラリー運営に不可欠であることも理解しているつもりです。ですが、ネットに依存しすぎることの弊害もあります。ネットを通じたコミュニケーションだけに力があると錯覚し、(恐らくは無意識で)人と人とが直接触れ合うことをついつい軽視してしまう傾向が生まれているように思います。
考えてみれば、アートこそ、作品と人とが直接向き合い、触れ合うもので、そんな場を提供することがギャラリーの役割であることを忘れてはいけないと感じます。話がそれまくりましたが、私たちはこれからも地道に皆さまのもとにDMをお届けしていくつもりです。大きな話に小さな結論でした。(笑)
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Jul
2
玉野大介の作品、劇団ナイロン100°C 9月公演のチラシに登場!
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玉野大介の作品が劇団の9月公演『世田谷カフカ』のオフィシャルチラシに採用されました。玉野は3月の個展「奇跡のカフカ」でカフカづくしの作品を発表しましたが、それがカフカがらみの9月公演のチラシをどうするか思案されていた劇団主宰者ケラリーノさんの目にとまり、いたく気に入っていただき、今回の採用となった次第です。まだチラシは作成されていませんが、でき次第、こちらでもお知らせします。興味を持っていただけたら公演にもぜひ足をお運びください。玉野がカフカのようにひっそりと客席にいるかも知れません。下に劇団の案内をコピーして紹介しておきます。
<仮チラシコメントより>
フランツ・カフカは、生涯に三編の長編小説を遺したが、いずれも未完である。結末や、途中が欠落しているのだ。書いては書き直しを繰り返すうちに断念し、次の作品に取り掛かるが、そこでもまた同様のことが起こった。
カフカと未完の作品群の主人公たちを巡っての物語を書けないかと思う。物語といっても、いわゆる整然としたドラマにするつもりはない。断片の集積だ。混沌とした、よくわからないものになるかもしれないが、それもまたよいのではないか。
幾度も言っているように、演劇にはイロイロなモノがあるべきだし、「わかる」ことなぞさして重要なことではないと考えるからだ。
(主宰・脚本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
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出演:三宅弘城、村岡希美、植木夏十、長田奈麻、廣川三憲、新谷真弓、安澤千草、藤田秀世、
皆戸麻衣、喜安浩平、吉増裕士
杉山薫、眼鏡太郎、廻飛雄、柚木幹斗/猪岐英人、水野顕子、菊地明香、白石遥、野部友視、
田村健太郎、斉木茉奈、田仲祐希、伊与顕二、森田完、中村靖日、横町慶子
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2009年9月28日(月)?10月12日(月・祝)
下北沢 本多劇場
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Jul
2
作家の今後の予定
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現在までに決まっている作家たちの予定をお知らせします(現在進行中のものも含みます)。
加藤遼子 6月?7月 北京の Beyond Art Space のグループ展『Beyond Globalization』に出品
灰原 愛 8月 四国「第六回犬島時間」に参加
横野健一、櫻井りえこ、高木智広、灰原 愛 8-9月 台湾のアートフェア ART TAIPEI に出品
櫻井りえこ 9月 上海のアートフェア Shcontemporary に出品
Kwon Kyung Yup 9月 ソウル Gana Art Gallery で個展
玉野大介 9月 劇団ナイロン100°C9月公演『世田谷カフカ』チラシ協力
横野健一 10月 アムステルダムのギャラリー 2X2 PROJECT で個展
Ren Jing 10月 ドイツで個展
市川友章 11月 ソウルの Gana Art Gallery で個展
高木智広 2010年6月頃 台北の A Art Contemporary Space で個展
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May
30
YOUNG ART TAIPEIと香港
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5月7日から10日まで台北で開催された「YOUNG ART TAIPEI」に参加してきました。ホテルのワンフロアを使って40ほどのギャラリーが展示を行うもので日本でいえばAGNES形式です。確かにスペースが限られているので展示作品は制約を受けますが、アットホームな雰囲気でお客さんと話できるのはホテルならではの利点です。4月に北京で開催されたCIGEは全体に良くなかったのですが、今回は第一回目だったにも関わらずお客さんだけでなく、コレクターさんたちの訪問も多く、全体に盛況でした。まだ正式発表はありませんが、訪問者数はプレビューを含め軽く3,000名は超えていた印象です。ギャラリーは、地元台湾がメインですが、日本のギャラリーが10以上参加したのが特徴的で、それだけ台湾では日本のコンテンポラリーアートに対する関心が高いことを示しています。私たちも旧知のコレクターさんたちに加え、新たなコレクターさんたちとの出会いもあり、今後も台湾との繋がりは深まっていくことになると思います。
時間を置かず開催された香港のアートフェアも盛況だったとのことです。ギャラリーだけでなく、コレクターの水準も高く、ある参加ギャラリストの話を伺うと、おそらく今後アジアで最高のアートフェアに成長していくのではないかとのことでした。それにしてもこの間、東京、北京、台北、香港と続けてアートフェアが開催され、北京を除きいずれも盛況だったのはどんな背景なんだろうと自問しています。昨年から今年4月くらいまで大幅に落ち込んだ世界経済がやや立ち直りつつあり、明るい光が見えてきたことが背景にあることは確かでしょうが、どうもそれだけではアートマーケットの意外な堅調ぶりを説明しきれないように思えます。不況だからこそアートの持つ意味が増しているのではという考えもありますが、ややうがち過ぎの気もします。素直に考えると、やはりアジア全域でアートに対する人々の関心が高まる傾向が続いていて、アートバブルの崩壊も(オークションに見られるように一時的な落ち込みはあったとしても)この基本的な傾向を変えることはなかったということではないでしょうか。
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May
25
Ren Jing、Ji Young氏の個展開催
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先に”Emerging artists”でも紹介した中国の若手作家Ren Jing氏の個展を本年10月に、来年7月には5月のKwon Kyung Yup氏の個展に続き韓国若手作家Ji Young氏の個展を開催いたします。
Ren Jing氏の作品は”Emerging artists”で紹介してから国内のコレクターの反応が強く、どうしてもやりたいということで扱いギャラリーと交渉し、なんとか10月開催にこぎつけました。9月にはドイツでの個展が決まっていて作家にとってはきついスケジュールなのですが、作家も東京での初個展に期待しており、実現できることになりました。物語性を強く意識した作風ですが、暗い色彩も魅力的です。どうかご期待ください。なおこれまでの作品は大半がSoldになっていますが、まだ手持ちの作品も幾つかあるようですので、”Artists and works”掲載作品のうち、興味をお持ちのものがありましたらお問い合わせください。
Jin Young氏の作品はアルミニュームを支持体とするもので、自身の幼児期の記憶を現在の意識とからませながら再構築しようとしています。アルミニューム独特の質感を利用して記憶の不確かさとヴィヴィッドさを合わせて表現しているのですが、色彩も多彩でユニークです。構成の巧みさも見逃せません。この作家の作品もまだ購入可能のものがありますので、Ren Jing氏と同様に”Artists and works”掲載のうち興味があるものがありましたら、お問い合わせください。
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? Ren Jing??? “The green awn 2″
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?? Ji Young?? “Holding 2″
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Apr
29
北京のCIGE
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4月16日から19日まで北京で開催されたアートフェア CIGEに参加してきました。その少し前のアートフェア東京が予想以上に活況だったので北京も案外と思って出かけたのですが、残念ながら予想ははずれ、それほどの盛り上がりはありませんでした。CIGEは初参加でしたが、周りのギャラリストに聞くと入場者も昨年、一昨年と比べ落ち込んでいたとのこと。確かにブースを訪れるお客さんは決して多いとは言えませんでしたし、コレクターさんらしき人も少なかったように思います。やはり北京では現代アートバブルでマーケットに入ってきた投資目的の人たちが多く、昨年からの急激な冷え込みでこの人たちが冬眠状態に入っているからでしょうか。他方、個人のコレクターは中国のギャラリストに聞くと少しづつ増えているものの、まだまだ少なく、これからだとのことでした。ただ中国の若手作家たちによる質の高い作品も増えているように感じましたし、熱心に作品を見ている人たちもいて、少し時間がかかるかも知れませんが、中国マーケットの将来性を感じました。会場風景の画像を下に掲載しておきます。
私たちが出品したのは成清美朝の作品だけでしたが(出展ブースが一人の作家をフィーチャーする趣旨でした)、まわりの作品の中でも異彩を放っていて、足を止め作品を見たお客さんたちは一様に驚きの声を上げていました。成清の作品はややコンセプチュアルな内容を持つものですが、ビジュアル的にも意表をつくもので、はじめて見るカテゴリーの作品だった人も多かったと思います。下に出品作品の一部の画像を掲載しておきます。今回、中国のギャラリストや作家との繋がりも出来、今後の展開に生かせていければと思っています。
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Apr
8
アートフェア東京が終わりました
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4月2日の内覧会から始まったアートフェア東京が5日の日曜で終了しました。このコーナーでも入場者は昨年並みを維持するのではと予測していましたが、実際にも公式発表では昨年の43,000人をわずかに上回る45,000人だったそうです。昨年暮れから今年の初めにかけて外国のアートフェアが一昨年と比べ閑散としていたことと比べると大きな違いです。下に掲載したTOKIA会場の写真では、通路の奥まで見えていますが、こんな状態は珍しく、会期中通路は歩きにくいほどお客さんでほぼいっぱいの状態が続きました。もっとも3月に開催されたNYのArmory Showでも入場者が予想に反し多かったとの話があり、あるいは東京もと思っていたのでこの点ではビッグサプライズではありませんでした。
とはいえ、この大不況のさなかに開催されるアートフェアにこれだけの人が集まったことは私たちに大きな希望を与えてくれました。マーケットを支えるアートを愛する人たちは健在だと改めて確信できました。確かに、わずかの例外を除き高額の作品は売りにくかったという話ですし、コレクターの皆さんが作品と価格のバランスにより敏感になっていることも実感しましたが(まだ公式発表はありませんが)おそらく全体の売上も昨年並みを維持したのではないかと感じます。
他方、外国、特にアジアからのお客さんは昨年と比べ減少していた印象ですが、事前にささやかれていたように大幅に減少するという感じでは必ずしもなく、知り合いのギャラリスト、コレクターさんともお会いできました。私たちのブースを覗いて頂いたお客さまを見ていて(お付き合いのあるコレクターさんたちに加え)アートに興味や関心を持つ新しい人たち、とりわけ若い人たちが増えているという印象でした。
今回は出展しているTOKIAのブースを離れる時間が取れなかったので、秋葉原の101を見に行くことができなかったのが残念ですが、出展されていた3Fのart project franticさんに伺うとやはり活況だったとのことです。アートフェア東京も今回で4回目となり、101やアグネスホテルでのフェアを含め、回を重ねる中でアートフェアという「作品とアートファンが出会う形」が日本でも確実に定着しつつある感じを持ちました。
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