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2007年 3月 18(日曜日) すでに小山登美夫ギャラリーの作家として活躍し、高い評価を得ている作家ですからご存知の方も多いでしょうし、あえて新しく紹介する必要もないかも知れません。それでも取り上げたのは今後もこの作家を見逃すわけにはいかないと感じるからです。
2007年 3月 13(火曜日) 1980年生まれ、関西在住の小橋陽介さん、昨年のVOCA展や水戸芸術館での出品作品、さらに夏のGallery MoMoさんでの個展で密に注目を集め、今後が期待される若手作家です。
作品画像引用:Gallery MoMoさんのHPから 2007年 2月 8(木曜日) ことし女子美大を卒業する新鋭の作家で、現代のさまざまな光景を日本画に取り込んで表現しています。絵巻物風の時間展開を含む空間に現代の光景を細密に描きこむところは山口晃さんを彷彿とさせますが、山口さんと違って植木さんのテーマは社会風刺ではなく、私たちをとりまく日常的な光景です。 しかし別におどろおどろしい合戦ではなくても、平凡な日常を絵巻物空間に細密に移しこんだ植木さんの作品は私たちの内部で異化作用を引き起こし、私たちに新鮮な驚き、愉悦を感じさせてくれます。 私たちが絵巻物風の空間に惹かれ、馴染むのは私たち日本人の遺伝子に組み込まれた美意識のせいなのでしょうが、その美意識をアプロプリエイトしながら現代を表現する手法は若い日本画家たちの間で広がり始めていて植木さんもその流れの中にあると言えるでしょう。しかしアプロプリエイトは必ずしも美や愉悦を排除するものではありません。植木さんの作品にも紛れもなく美が顕現しています。今後大成する可能性を秘めた作家で、楽しみです。なお下記作品は第42回神奈川県美術展で準大賞を受賞した作品です。
作品画像引用:神奈川県民ホールギャラリーのwebsiteから 2007年 2月 7(水曜日) 小寺さんは大阪のO Gallery eyesで作品を発表している作家で以前から気になっていました。作品は、風景や動物をミニチュア的、盆栽的世界で表現した作品や、寝具の皺を山並みに見立てたドローイングなどですが、見る者は見慣れた日常的な光景を異次元から見ているような感覚に襲われます。 忙しい生活の中でもふとした瞬間に幸福感を覚えたり、あるいはちょっとしたことに不吉なオーメンを感じ不安になったりするのが私たちの日常ですが、小寺さんの作品はそんな日常に潜んでいる"ケ"の瞬間を「異次元的」に再現することで、あらためて私たちの日常へのまなざしを再考させてくれる「異化作用」を持つといってもいいでしょう。今後そんな「異化作用」をさまざまなメディアで体験させてくれそうで楽しみです。
作品画像引用:O Gallery eyesのwebsiteから 2007年 2月 2(金曜日) 昨年、第11回のリキテックスビエンナーレ大賞を受賞した依田梓さんは、今年大学を卒業する若手です。しかし、内面にある原初的で、流動的なイメージを具象的な形としてビビッドに表現することにおいて、つまりは絵画が本来的に持つ機能を引き出すことにおいて優れた力を持っています。
作品画像引用:リキテックスビエンナーレ大賞紹介ページから 2007年 1月 31(水曜日) 櫻井りえこさん2005年のGEISAI出品から注目を集め、2006年には村上さんのディレクションで、加藤遼子さんたちと並んでGEISAI GIRLSに選ばれています。しかし、GEISAIでの活動は彼女の活動の一端に過ぎず、地元茨城県水戸では美術館企画展への出品を含め、2000年初頭頃から展覧会を重ねてきた実績のある作家です。私たちのギャラリーで今年の11月に個展を開催する予定なので、手前味噌になってしまうかもしれませんが、これから期待できる作家としてここで紹介しておきたいと思います。
作品画像引用:当サイト「Artists and works」から 2007年 1月 27(土曜日) 現在、ふたば画廊さんで個展を開催している灰原愛さんの彫刻が魅力的です。作家のコメントによれば、下の作品は少女から大人の女性への成長の過程で得たものと失ったものの狭間で揺れ動く気持ちを表現したいというモチーフで制作されたようですが、確かに微妙な心理を感じることができ、狙いは見事に達成されているように思います。
作品画像引用:フタバ画廊HPから |
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